ララポラス 2019秋冬号
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※1 : 日刊木材新聞調べ。 ※2 : 多棟木拾(たとうきびろい)装置 : 設計データを基に、一度に10棟分の木材加工指示を出せる装置。端材を可能な限り削減し、1本の素材からより多くの木材を確保することで、コストパフォーマンスが向上した。 機械へのこだわりは当然のことながら、現場にはやはりベテランの職人も欠かせません。機械にはまだまだ生み出せない「味」のある風合いや、一本の木から切り出す大黒柱などは、大工がひとつひとつを手作業で加工しています。機械と職人のいいところを掛け合わせた木材加工工場が、ポラスのプレカット工場なのです。 ポラスが取り組んでいる課題のひとつに、技術人員不足の解消があります。単一的な加工における工期をできるだけ短縮することで、大工には本来こだわるべき仕上がりに専念できるよう配慮。また、工場内には世界初となる「多棟木拾装置(※2)」を導入することで、10棟単位の木材をわずかな人員で稼働・供給を可能にしています。 近い将来、ポラスが目指しているのは、プレカット工場自体の完全自動化。最新鋭のマシンやロボットを積極的に導入していますが、今はまだ、人間による操作や指示が欠かせません。これを、いつの日か機械が全工程を自動で行えるようにすることが、私たちの夢なのです。無人工場から高品質なプレカット木材が常に供給され、大工は人間ならではの想いと技術で、家づくりに励む  。ポラスは、機械と人間が互いに共存するモノづくりが実現できると、信じています。ようこそ!ポラスの高い技術力、さらには日本の住宅産業を支える最新の木材加工の現場へ!ようこそ!ポラスの高い技術力、さらには日本の住宅産業を支える最新の木材加工の現場へ!5

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