ララポラス 2016秋冬号
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6LaLa polus Vol.11基礎コーナーハンチ地震の力が集中する基礎角部にコーナーハンチを打ち込むことにより、耐震抵抗力を更に強化しています。床厚床工法厚さ24mmの合板を梁に打ちつけ2階の床を一体化させ、床の剛性を強化。テーブルと同じで、どんなに脚(耐力壁)がしっかりしていても、テーブル板が柔らかければ、テーブルは崩れてしまいます。強い家をつくるためには、「耐力壁の量と配置」「接合部の強さ」「床・屋根の強さ」「基礎の配慮」という4つの欠かせないポイントがあります。ポラスの家は、独自の厳しい品質管理基準により、この4つのポイントで堅牢な強さを確保した上で(上図参照)、広さや快適さを追求しています。それを支えているのが、シンクタン建物に住む人の立場からあらゆる研究開発を実施ポラス暮し科学研究所とはポラスの耐震住宅を支える技術を数多く開発しているのが、シンクタンク「ポラス暮し科学研究所」。強いだけでなく広さや快適さも実現するための研究成果が、ポラスの家の各所に活かされています。─ポラス暮し科学研究所─オリジナル耐力壁ジャイアントブレースパルテノンTS幅が2倍ある筋交いと、壁の中央に設置した「座屈防止ベルト」により、壁倍率7倍相当の強度を誇ります。繰り返しの地震でも、性能を発揮。柱と柱の間に構造用面材をオリジナル金物で接合した幅455mmの耐力壁。間口の狭い土地でも、ビルトインガレージとして大胆に開口部をとることが可能です。壁倍率7.0倍相当壁倍率7.0倍相当ラフターロック床と同じで屋根にも剛性がなければ屋根が崩れてしまいます。ポラスでは台風などによる屋根のあおりから家を守るとともに、屋根の剛性を1.2 倍に高めるラフターロックを開発しました。屋根PロックPロックは地震の際に柱の根本にかかる引き抜き力に抵抗するポラスオリジナル金具です。ポラスでは、一棟一棟構造計算をすることでそれぞれの接合部に加わる力に応じた最適な金物を配置し、耐震性を高めています。接合部専門研究スタッフと高度な研究環境を整え、耐震性能や室内環境・デザイン性の向上を図るための研究開発を行っています。開発成果でグッドデザイン賞を9度受賞するなど、社外からも高く評価されています。詳しくはHPで。https://www.polus.co.jp/labo/

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