ララポラス 2016秋冬号
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3LaLa polus Vol.11ポラス暮し科学研究所の構造グループ長として、オリジナル技術・商品の開発に携わるのが、照井清貴。強いだけでなく広くて快適な家づくりのために、日々研究を重ねています。「建物ではなく、住む人のことを研究する暮し科学研究所ですから、技術的なことをお客様にわかりやすく伝えることも大切にしています。先日も、お客様を研究所にご案内し、耐力壁や実験棟を見てもらいながら耐震性など構造関連をご説明したのですが、後日、『良いものをつくろうと探求している人たちが悪い家をつくるわけがない。だから決めました』という感謝の手紙をいただきました。家を選ぶための見るべきポイントをいつもお話しさせていただいていますが、嬉しかったですね」今年3月に竣工した「ポラス建築技術訓練校」では、チームを率いて新技術を導入。ポラスでも初の規模となる木造建築物を完成させました。「耐力壁など住宅の一部だけでなく、建物の構造全体をつくるのは初挑戦でした。チーム全体が輝けたことに加え、現場のことを教わった訓練校に、自分が考えたシステムで恩返しできたのは感慨深かったです」販売エリアに研究所があるのも、地域密着を掲げるポラスのこだわりです。「だからこそ、グループ各社と密に連携し、地域に住むお客様のニーズを感じ取りながら研究に取り組めます。これからも、お客様のことを第一に考えて研究を続けていきます」住む人の立場で商品を開発。それが暮し科学研究所です。ポラスのVol.02平成2年入社。訓練校を経て施工推進課に配属。大工として活躍後、ポラス暮し科学研究所に異動。阪神・淡路大震災を機に構造グループに入り、平成24年より現職。オリジナル耐力壁の開発などを担当。ポラス暮し科学研究所構造グループ グループ長照井清貴お客様の理想の住まいづくりに取り組む、ポラスグループのスペシャリストたちにインタビュー。今号は構造のプロ・照井清貴をご紹介します。

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